3/24 3学期終業の会

本日(3月24日)朝、体育館で3学期終業の会を実施しました。早いもので、今日で1年間の学校生活を締めくくる日となりました。以下、校長あいさつの概要を記します。

この1年間を振り返って特に嬉しく感じていることは、以前に比べてあいさつをしてくれる人が増えたことです。元気よく大きな声であいさつする人もいれば、照れくさそうに軽く頭を下げる人もいます。中には見向きもせずに通り過ぎる人もいますが、そんなときは、なかなか前向きな気持ちになれない何かがあるのかと心配します。皆さんの反応は一人ひとりさまざまですが、はっきりしているのは「あいさつを交わすとお互いの気持ちが前向きになれる」ということです。こんなに効果があることなのに、実行しないのはもったいない! 今まで恥ずかしくて実行できなかった人も、今後はぜひ心がけてください。

ところで、大阪府の公立高校では、本校も含めて先週末に合格者発表があり、多くの学校で定員割れが発生しました。本校も例外ではありません。背景としては、少子化や私立高校の無償化が影響していると言われていますが、店員を割れているかどうかで学校の価値が上がり下がりすることはありません。西寝屋川高校は、これまでも、これからも西寝屋川高校です。寝屋川市内中学校の校長先生方や地域の方々とお話ししていると、西寝屋川高校に対する応援の気持ちが感じられます。皆さんは地域の方々からも応援を受けている大切な存在です。どうか西寝屋川高校の生徒であることに誇りを持ってください。

定員割れによって学校の価値は変わりませんが、変わらないままでは進歩がありません。皆さん一人ひとりの心がけによって、学校の価値を高めることはできます。ほんの小さなことであっても、積み重ねて大きな成果を生むことにつながるように、これからも努力を重ねてください。次の学年が皆さんにとって「成長した」と言える1年間になるように、「西寝屋川高校で学んでよかった」という気持ちで進級・卒業できるようになることを願って、3学期終業の会のあいさつとします。