9/9 文化祭を開催しました

本日(9月9日)、第44回文化祭を実施しました。朝から天候に恵まれ、多くの来場者の方々にお越しいただき、本校生の活動の様子をご覧いただくことができました。開催にあたりましてご協力いただきましたPTAの皆さま、地域の皆さま、本日はありがとうございました。

以下に、本日の閉祭式における校長からの講評を記します。

生徒の皆さん、まずは文化祭お疲れさまでした。各クラスや部活動で、夏休み前の早い時期から計画を立てて、みんなで協力して作り上げた成果が、今日大いに発揮されたことと思います。今年は昨年に比べて、日程に少し余裕があったとはいえ、やるからには少しでもいいものを完成させたいという思いで、苦労したこともたくさんあったと思います。それを乗り越えての充実感を得た人も、きっと多かったのではないでしょうか。

先ほど生徒会執行部の皆さんから、表彰クラスの発表がありました。今年は、舞台部門、映像・展示部門、模擬店部門の3部門ごとに表彰を行うという方法が採られました。また、部門を問わず、ユニークな発表を行ったクラスや部活動に対する、文化祭特別賞が設けられました。表彰されたクラスの皆さんの栄誉を称えるとともに、健闘したすべての皆さんに対して、その努力を称えたいと思います。

昨日の開祭式前に設置された立て看板は、どのクラスも個性豊かに作られていて、それぞれの良さが感じられました。審査で甲乙をつけるのは難しかったのですが、インパクトのある仕上がりになっているものもあり、さすがだと感じました。

そして迎えた文化祭当日。今日は天候にも恵まれ、多くの外来者の方にもお越しいただいて、皆さんの活動の様子を見ていただくことができました。

舞台関係では、ストーリーの構成や舞台のセット、演出や演技にそれぞれ工夫が凝らされ、心から楽しむことができました。映像・展示・模擬店関係では、それぞれのクラスに良さが表れていて、感心する場面を多くありました。例えば、教室を飾り付けるにあたって、ただきれいに飾り付けるだけではなく、見に来た人に楽しんでもらえるような仕掛けを用意するなど、皆さんの心意気が感じられました。また、各部活動の成果発表も、さすがと思わせてくれるものが多くありました。ぜひ今後に向けて、さらなる充実を図ってもらえたらと思います。

さて、文化祭を締めくくるにあたって、改めて文化とは何かを考えてみたいと思います。文化とは、広くとらえると、人間がこれまで作り上げてきたすべてのものが文化であり、人間が豊かに生活していくために、なくてはならないものと考えます。文化の中には、はるか昔から引き継がれてきた伝統的な文化もあれば、これまでの文化を基本として、新しく生み出される文化もあります。今日まで各クラスや部活動の出し物を見てきて感じたことは、その文化を生み出す生徒の皆さんのパワーです。西寝屋川高校の生徒にしかできない、オンリーワンの文化祭が、きっと実現できたのではないでしょうか。そのような意味においては、この文化祭に向けて取り組んだ生徒の皆さん一人ひとりの頑張りの成果が、西寝屋川高校の文化を形作ったといえるでしょう。

今回の文化祭で生み出された成果が、今後皆さん一人ひとりが頑張るためのエネルギーになって、すべての皆さんの成長につながることを多いに期待して、文化祭の講評とします。お疲れさまでした。(以上、閉祭式講評)

閉祭式のあとは、有志参加による後夜祭を体育館で実施しました。バンド部門2グループとダンス部門4グループがそれぞれのパフォーマンスを披露し、観客とともに大いに盛り上がりました。