4/11 防災訓練

本日(4月11日)午後、今年度第1回の防災訓練を実施しました。火災を想定した訓練ですが、今回はある仕掛けを作りました。マニュアルでは担任の先生が点呼をとることになっていますが、敢えていくつかのクラスで担任の先生が不在となる状況を作ってもらい、点呼についてはその場の判断で、生徒の自主性に委ねることとしました。昨年度本校にお越しいただいた防災アドバイザーからのご助言により、「やらされる防災」ではなく、「生徒が自主的に行動する防災」を実現しようという趣旨で実施した次第です。

結果として、避難行動に要した時間は7分21秒。概ね順調だったようには感じていますが、実際の災害を想定すると、より緊張感のある行動が求められるところです。防災訓練のみならず、実際の災害時においても、例えば避難経路など、基本はマニュアルどおりであることが原則です。しかしながら、今回のようにマニュアルで示されていない状況が生じたときには、臨機応変な対応が求められます。「自ら考え、自ら行動する」それは、本校の校訓の1つめにも示されている「自律」の精神と通じるものがあります。

○ 災害時、基本はマニュアルどおりで!

○ マニュアルで解決できないことは、自ら考え、行動すること!

今後の防災活動に生かしてほしいと願っています。