三年生の国語【「文学国語」・カルタ大会】

三年生の「文学国語」では、村上春樹の短編『バースデイ・ガール』を読んでいます。

二十歳の誕生日を迎えたある女性は、アルバイトをしながら何事もなく平凡に誕生日の一日を終えるはずだった。しかし、アルバイトをしているレストランのオーナーの老人から、誕生日プレゼントとしてひとつだけ何でも願いをかなえてあげようと言われる。はたして、彼女は何を願ったのか…。

答えがはっきりとは書かれていない文学作品だからこそ、様々な解釈が思い浮かびますね。授業を受けているみなさんは、この作品をどのように解釈したでしょうか。

また、三年生は百人一首のカルタ大会の練習をLHRの時間に各クラスの教室で行いました。本番は体育館を会場にして、三年生全クラス一斉に行います!

さて、ここで百人一首クイズです。下の写真の六首には共通点があります。それは何でしょう?

ヒント、今の季節といえば…

  

正解は…六首すべてに「紅葉(もみじ)」が詠まれているという共通点です。

漫画『ちはやふる』で有名な「千早振る 神代も聞かず 龍田川 から紅に 水くくるとは」という歌では、直接「紅葉」という言葉は使われていませんが、紅葉が川の一面に浮かんで流れていく様子が、まるで川の水が真っ赤に染まっているかのように描かれています。

みなさんの好きな歌は何でしょうか。カルタ大会では、お気に入りの一首を取ることと、優勝をねらってがんばりましょう!